――ニュージーランドでそういう経験をして、帰国してから、何か前の生活と変わったってことはありますか?
前は、実家暮らしだったので、あんまりやる気がなくて何にも向上心もないような生活をしても、なんとか生活できるっていう恵まれた環境にいてだけど、帰ってきてからは、ずいぶん積極的になれたような気がする。自分から話しかけるとか、前は全くできない人だったのに、ニュージーランドに行ってそういう性格な部分も結構変わったかもしれない。日本に帰国した後は、妹が今住んでる場所がすごくいいところだから、よかったら両親とこっちに来たらみたいな感じで言ってくれて、両親がノリノリだったから、あまり深く考えず、店を廃業して、妹のいる県にみんなで引っ越したの。
――なるほど。
そこから両親は今まで頑張ってきた分、大好きな歌とか始めたり、市でやってる大学とかに行き始めたりして、すごく楽しんでたから、引っ越して良かったなって思ったよ。私はハローワークに行って、仕事を探して、そこで見つけた自分に合うかなっていう仕事を、18年ぐらいずっと続けてたの。だけど、父の介護が始まったりして、結構忙しい生活になって、自分が本当にやりたいことってなんだったのかなってもう一回考えてみたら、昔図書館の仕事がしたいかったことを思い出して、やっぱりその仕事がしたいっていうふうに思うようになったの。それで、父の介護をきっかけに18年勤めた仕事をやめて、図書館の仕事を探し始めて、たまたまそのタイミングよく募集してたところに応募したの。20人中4人採用の面接だったんだけど、ニュージーランドの経験もすごくプラスに働いたみたいで採用してもらえたの。その仕事は最高に自分に向いていて、今も続けてるよ。一番やりたかった仕事だから、もう本当に幸せなの。
――今の仕事に関してはどうですか?
今してる図書館の仕事は、とにかく話す機会が多いんだけど、そこでまた、いろんな経験をしてる。やっぱり本が好きな人って、教養があるし、みんなそれぞれ興味のあるところが違って、いろんな分野を借りるから、その本の話で盛り上がるの。それで、自分ももっと話を深めたいと思って、本を借りて、そのことを調べるから、どんどんいろんな知識が増えていくの。ものすごく良い仕事だなって思う。だから、何歳になっても、働けるだけ働こうと思ってます。定年がなさそうだから、元気だったらあと25年ぐらいは働けるかな。そのために健康で頭もしっかりしてるようにしないとね。
――素敵ですね。今から気を付けて何かやってるんですか?
ラジオ体操をやってるね。ラジオ体操やってて結構いいの。五十肩が随分良くなって腕も上がるようになってきたの。
――ラジオ体操の力すごいですね。くんちゃんがこれからやってみたいことありますか?
これからやりたいことはいっぱいある。いっぱいありすぎてなかなか絞れずにいるけど、今はFPの上の資格をやっぱり取りたいなと思って勉強してる。
――そうなんですね。
あとは、マクラメタペストリーかな。何種類もの編み方で、いろんな形にできるのね。結構大きな作品を作ったり、間にビーズとかいろんなものを通して飾りにしたりできるの。それって、ものすごく頭使うし、老後にも絶対いいんだよ。今はクリスマスツリーを作ってて3分の2ぐらいまでできてる。それが完成したら、いろんな形に挑戦してみたいかな。やった事がない事に挑戦しようと思って、今は。
――なるほど。じゃあ、これからも前を向いて頑張るってことですね。
そうですね。未来を見て、これからもやっていきます。
――わかりました。本日はありがとうございました。
ありがとうございました。